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海外での入国規制緩和が始まる「もう現地に面接いけるの?」

日本では2022年6月10日より海外からの観光客の受け入れが開始され、そして海外でも入国規制が緩和され始めています。

エヌ・ビー・シー協同組合では、感染症拡大後はオンラインでのWeb面接を行っていますが、それ以前は現地で採用面接を行っていました。
世界的に渡航の制限が緩和されつつある今、現地での採用面接は行えるようになったのでしょうか?

01 技能実習生主要送出し国の入国条件

世界的に人の動きの制限が緩和され徐々に以前の生活が戻りつつあります。
技能実習生の主要な送出し国である5か国について、入国状況を確認してみましょう。

※情報は2022年6月23日現在のものです。

01-01 主要送出し国 ベトナム

項目 状況
ワクチン接種証明 不要
出発前PCR検査 不要
ビザ(査証) 不要
入国後の隔離 不要
パスポート残存期間 6ヶ月以上
保険加入 観光目的とした場合は不要
注意点・特記事項 特になし。他国と比べると、ベトナムの入国に関してはかなり条件が緩和されています。

01-02 主要送出し国 インドネシア

項目 状況
ワクチン接種証明 必要
出発前PCR検査 不要
ビザ(査証) 不要
入国後の隔離 不要
パスポート残存期間 6ヶ月以上
保険加入 不要
注意点・特記事項 観光目的の場合はビザ不要ですが、VOL(VISA ON ARRIVAL)の記入とパスポートと帰国チケットの提示が必要です。

01-03 主要送出し国 タイ

項目 状況
ワクチン接種証明 必要
出発前PCR検査 不要
ビザ(査証) 不要
入国後の隔離 不要
パスポート残存期間 6ヶ月以上
保険加入 必要
注意点・特記事項 ビザの取得は不要ですがThailand pass(タイランドパス)の事前申請が必要です。

01-04 主要送出し国 ミャンマー

項目 状況
ワクチン接種証明 必要
出発前PCR検査 必要(48時間以内の陰性証明)
ビザ(査証) 観光目的の場合は不要ですが、技能実習生の採用面接の場合は原則必要なので注意が必要です。
入国後の隔離 不要※隔離は不要ですが、RDT検査(感染症検査・有料約800円・受診→1時間ほどで結果)が必要です。
パスポート残存期間 特に指定なし
保険加入 必要
注意点・特記事項 航空券代が高騰していて、従来の金額に戻るまでには時間がかかるといわれています。情勢が不安定な点から他の国に比べて渡航条件が厳しくなっています。現在も内戦が続いているため、急遽渡航不可になる可能性があり注意が必要です。

01-05 主要送出し国 フィリピン

項目 状況
ワクチン接種証明 必要
出発前PCR検査 不要(ブースター接種をしていない場合は必要)
ビザ(査証) 不要
入国後の隔離 不要
パスポート残存期間 6ヶ月以上
保険加入 不要
注意点・特記事項 特になし

02 日本人が帰国したとき

上記各国に渡航した日本人が、日本に帰ってきた時の対応も見てみましょう。

項目 状況
ワクチン接種証明 必要
出発前PCR検査 現地出発前72時間以内の検査が必要
入国後の隔離 不要
必要アプリ MySOSのインストールが必要
注意点・特記事項 出発前72時間以内のPCR検査(有料)が必須となりますのでご注意ください。
厚生労働省・入国者健康確認センター:日本へ入国・帰国する皆様へ

03 まとめ

このように、ほとんどの国で現地面接が可能となっており、すでに現地での採用面接の日程が確定している企業さまもいらっしゃいます。
しかし、ご存じの通り特効薬が出来ているわけでもなく、今後感染が拡大しないともかぎりません。
現地での感染リスクもありますので、渡航につきましては慎重にご検討ください。

今回の情報は、2022年6月23日現在の入国条件になります。
条件は今後変更される可能性がありますので、渡航を決定された場合はエヌ・ビー・シー協同組合までお問い合わせいただくか、各国大使館等の情報をご確認ください。

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