新型コロナウイルス感染症の拡大後は技能実習生の採用面接はオンラインでおこなわれていましたが、現在では徐々に現地に渡航しての面接もおこなわれるようになってきました。
エヌ・ビー・シー協同組合でも2022年7月頃から現地面接を再開し、渡航が可能な企業さまは現地での面接をご案内しています。
現在、技能実習生の送出し国の中で、最も渡航しやすい国のひとつがベトナムですが、今回はベトナムの渡航状況をお伝えいたします。
01 送出し国ベトナムの現状
2022年9月7日現在、日本の過去28日の感染者数は5,004,919人、亡くなった数は7,514人です。
対してベトナムの同時期の感染者数は73,191人、亡くなった方は29人とされており、感染者数で比較すると日本の約1/70、亡くなった数は実に約1/260と、感染拡大が抑えられている印象があります。
また、3回目のワクチン接種率も85.3%と高くなっており、こういった状況からベトナムでの現地面接はこれから一層増えていくと見られています。
02 ベトナムへの渡航
入国規制が緩和された当初は、航空チケット代はそれまで待機していた人たちが殺到したこともあって大幅に値上がりしましたが、現在ではかなり落ち着いてきており、これからさらに航空便数も増加していくといわれています。
03 ベトナムの出入国状況
ベトナムの現在の出入国状況をみてみましょう。
03-01 ベトナムへの入国
ベトナムへの現在の入国状況は以下の通りです。
- ・ワクチン接収証
- ・出発前PCR検査
- ・ビザ(査証)
- ・入国後隔離
- → すべて不要。コロナ流行前と同じ状況。
03-02 ベトナムからの帰国
ベトナムから日本に帰国する時の措置は以下の通りです。
- 【3回目のワクチン接種済(ワクチン接種証明書保持)の場合】
- ベトナム出国前72時間以内の検査 → 不要(※2022年9月7日より)
- 日本入国時の検査 → 不要
- 日本入国後の待機 → 不要
- 【3回目のワクチン未接種、または日本指定のワクチンを接種していない場合】
- ベトナム出国前72時間以内の検査 → 必要
- 日本入国時の検査 → 必要
- 日本入国後の待機 → 必要 →3日間自宅待機 + 自主検査(自主検査しない場合は5日間待機)
04 まとめ
2022年9月7日より、日本への入国に関する規制もさらに緩和され、ベトナムに限らず出入国へのハードルがどんどん下がってきています。
今後も余談の許さない状況は続くでしょうが、徐々に日常が戻っていることは喜ばしく感じます。
現地面接に関してご不明な点等ございましたら、最新の情報をお伝えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。