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【入国情報】技能実習生の入国再開

日本政府は10月1日から全世界に向けて入国を緩和し、まずはじめに中長期の在留資格を持つ外国人に日本への新規入国を認める事としました。

01 【祝】技能実習生入国再開

まだまだ新型コロナウイルス感染症の影響はありますが、徐々に日常が戻りつつあります。

日本では10月1日から入国制限を緩和し、ビジネス関係者、医療や教育関係、留学生や技能実習などの中長期の在留資格を持つ外国人に対してビザの発行をはじめました。

また、感染状況が落ち着いてきたタイやベトナムが、そして9月上旬にはミャンマーがビザの発給を再開し、徐々にではありますが、待機していた技能実習生が入国してきています。

01-01 入国後講習もオンラインで

エヌ・ビー・シー協同組合専属の研修センターでも、9月より技能実習生への入国後講習を再開しました。

入国後14日間の隔離期間はオンラインで講習をおこない、隔離期間が終わったあとには研修センターに入寮して引き続き講習を受けるという流れになっています。

この隔離期間のオンライン講習がなかなかに好評で、他の監理団体さまからも受講の申込みがきています。

カメラにむかっての講義は、講師の先生も最初のうちは戸惑いの色がみえましたが、いまではすっかり堂に入っております。

【リモートの時代へ】入国後講習もオンラインで

02 まだまだ問題山積み・・

入国緩和は着実に進んではいますが、以前の状態に戻るのにはしばらく時間がかかりそうです。

日本へ向けて出発する航空便が週に2便と少なく、ビザの発給も順番待ちの状況で、さらには航空券の値上がりや、入国後に14日間隔離する際の宿泊先の費用負担もあり、スムーズな入国にはまだまだ至らない状況です。

7月末から9月末までに入国した技能実習生の数は、わずか1,793人のみと去年の同時期と比べておよそ95%減少しています。

02-01 心をつなぐWeb交流会

そんな状況の中、エヌ・ビー・シー協同組合では受け入れ企業さま・入国前の技能実習生双方の不安を解消するために、現地送り出し機関協力のもと、ZOOMを利用して交流会を実施しています。

現地面接をおこなってから1年近くたつ実習生たちもいます。

企業担当者さまと画面を通して面談することで、精神的な不安の解消になればと定期的に開催しています。

企業担当者さまも、変わらず元気な顔を見て、一日も早く彼ら彼女らと再会したいと口を揃えておっしゃいます。

【不安を解消】入国できない技能実習生への組合の対応

03 今後の展望

新型コロナウイルスによる世界的な影響は、いつ頃おさまるのかまだ不透明です。

しかし希望的観測ではありますが、通常であれば実習生の面接をして入国するまでの6ヶ月後、いまでいえば2021年の6月頃には、状況は改善されているのではないかとの見方もあります。

確かに先行きは不透明な状況ではありますが、入国緩和がさらに進む事を見越して、未来に備えるという意味で次期の技能実習生の採用Web面接の依頼が徐々に増えてきました。

今このタイミングでWEB面接を実施し、現地への訪問は各国の入国が緩和された後に実習生とそのご家族に面会する、これも一つの方法かと思います。

【メリット豊富】技能実習生のオンライン面接

エヌ・ビー・シー協同組合は、これからも正確な情報を迅速に収集し、組合員である企業さま・技能実習生双方に真摯に対応してまいります。

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