外国人技能実習制度や特定技能ビザを活用して日本で活躍する外国人が増えました。
さまざまな国籍がある中から、今回はミャンマーをご紹介いたします。
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【技能実習注目の国ミャンマー
受入れ前にこの一冊】

- この資料でわかること
- 送出し国ミャンマー
- 政変の影響
- ミャンマー人が日本を選ぶ理由
- 実習生の募集方法
01 送り出し国ミャンマーの知られざる事実~「○○が無い!?」
厚生労働省の発表によると、平成30年10月末時点での外国人労働者数は、146万463人ということです。
そのうち、技能実習ビザで滞在しているのは30万8,489人ということで、全体の21%になります。
実に外国人労働者の5人に1人が技能実習生ということになります。
その中で、注目を集めているのが敬虔な仏教国ミャンマーです。
01-01 ミャンマーからの技能実習生来日の推移
厚生労働省の発表によると、平性29年6月末での外国人技能実習生の国籍は以下の通りでした。
1位 ベトナム 104,800人
2位 中国 79,959人
3位 フィリピン 25,740人
4位 インドネシア 20,374人
5位 タイ 7,898人
6位 カンボジア 5,704人
7位 ミャンマー 5,019人
その中でも、ミャンマーは2017年末に6,180人、2018年末には7,424人と、順調な推移をみせています。
外国人技能実習生の主な送り出し国は中国からベトナムへと移り変わっていきましたが、今後はミャンマーからの技能実習生が主要になるとの見方もあります。
01-02 敬虔な仏教国ミャンマー
敬虔な仏教国であるミャンマーには、仏・法・僧の「三宝」の教えに、「年長者」と「教師」をうやまう教えを加えた、
『仏・法・僧・親・師』という5つの宝があり、幼いころから家庭で尊ばれて教えられているそうです。
家庭では一家の大黒柱である父親を最大限尊重し、その教えに必ず従います。
例えるならば『ひと昔前の古き良き日本』のようなものでしょうか。
技能実習生にとっては、配属先企業の実習責任者や実習指導員が父親の立場にあたります。
上長の指示を尊重し忠実に従いますので、日本で実習をおこなう上で障害になりがちな「日本的常識」や「日本での当たり前の考え方」の部分でのギャップが少ないといえます。
また、ホスピタリティの気質が強い国民性なので、実習制度においては介護の職種に適しているともいわれています。
01-03 ミャンマー語ってどんなの?
さらにミャンマー語と日本語は文法がとても似ているため、他の東南アジアの実習生に比べて日本語の上達が早いという特徴もあります。
日本語とミャンマー語は主語・述語の並び順が同じなので、単語さえ覚えてしまえば自国の文法に当てはめるだけで文章ができあがります。
例えば、『ごはん食べ終わったか?』という文章は、このようになります。

タミン/サー/ピービー/ラー
ごはん/食べ/終わった/か?
外国語を話すとき、とりわけ苦戦するのが主語・述語の並びの違いです。
主語の次に何がくるのかをいちいち考えながら話をするには大変な労力が要ります。
言語の習得にもかなりの努力が必要となります。
ミャンマー語と日本語の並びが同じということは、技能実習をおこなう上で、日本語習得への大きなアドバンテージだといえるでしょう。
01-04 ミャンマーの知られざる事実~「○○」が無い!?
日本で一番有名なミャンマーのかたといえば、アウン・サン・スー・チーさんではないでしょうか。
ところで、アウン・サン・スー・チーさんは、どこまでが苗字でどこまでが名前でしょうか。
実は、すべてが名前です。
なんとミャンマー人には苗字がないのです。
そしてミャンマーでは好きな名前をいくつでも自由に組み合わせることができます。
なので、お父さんの名前から一文字、お母さんの名前から一文字をもらうことなどがよくあります。
のでお気を付けください。日本ではアウン・サン・スー・チーさんのことを、スー・チーさんなどと略して呼んでいますが、全ての名前を呼ばなければ失礼にあたります
01-05 まとめ~技能実習生としてのミャンマー人
いかがでしたか。
今回の紹介でミャンマーがぐっと身近な存在に感じられたのではないでしょうか。
エヌ・ビー・シー協同組合ではミャンマーからの技能実習生受け入れに力をいれております。
技能実習生の受け入れをお考えの際はぜひエヌ・ビー・シー協同組合までご連絡ください。
面接から実習期間を終えて出国するまで、わたしたちが責任をもってしっかりサポートいたします。