日本にやってきた技能実習生が技能実習2号・3号へ進むためには、技能検定試験(または技能評価試験)への合格が欠かせません。次のステージに進むには合格が必須ですが、十分な対策をしないまま受験すると、不合格になってしまうこともあります。
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技能検定試験とは?試験の目的と対策を解説
本記事では、企業様にも技能実習生にも負担の少ない検定対策の方法と、合格率アップがもたらすメリットをご紹介していきます。
試験の流れと学習方法を解説 技能検定試験基本と対策
- この資料でわかること
- ・技能検定試験の概要
- ・実技試験について
- ・基礎級、随時3級の筆記試験について
- ・エヌ・ビー・シー協同組合の試験対策サポート
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技能検定試験とは
技能実習生が受験する技能検定試験は、段階ごとに次のように定義されています。
- 基礎級試験:基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能と、これに関する知識の程度
- 随時3級試験:初級の技能労働者が通常有すべき技能と、これに関する知識の程度
- 随時2級試験:中級の技能労働者が通常有すべき技能と、これに関する知識の程度
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技能実習1号は基礎級試験に合格しなければ技能実習2号へ、技能実習2号は随時3級試験に合格しなければ技能実習3号へ進むことができません。
試験は2回まで受験できますが、在留期限との兼ね合いから、再試験の日程調整は容易ではありません。2回目の試験でも合格できなかった場合は、次の段階へ進めず帰国することになります。
せっかく配属された技能実習生が検定試験に合格できないまま1年で帰国してしまうのは、企業様にとっても本人にとっても大きな損失です。
とはいえ、企業様が業務の合間に検定対策を行うのは時間も労力もかかりますし、実習時間外に対策の時間を設けることは技能実習生の負担にもなります。
そこで今回は、企業様にとっても技能実習生にとっても、無理のない範囲で技能検定に合格するための方法をご紹介します。
これが「無理なく」技能検定に合格する方法
日々の実習で必須作業の割合を上げる
実技試験対策のポイントは、実はたったひとつ。日々の実習における必須作業の割合を上げていくことです。
技能検定の実技試験で出題される内容は、技能実習生が日々取り組んでいる技能実習の「必須作業」の範囲に限られています。日々の実習で必須作業に繰り返し取り組めば、自然と試験に対応できる技術が身についていきます。
毎日の反復によって文字どおり「体で覚えた」技術は、人材育成を目的とする技能実習制度の趣旨にも合致し、技能検定対策としても最も効率的な方法です。
日本語を使う環境をつくる
学科試験には日本語能力が必要です。技能実習生同士を含めて社内の共通言語を日本語にするなど、「日本語を使わなければならない環境」をつくることで、習得のスピードは大きく変わります。
また、日本人社員から率先して日本語で話しかけることで、技能実習生が日本語を使うことへのハードルも下がります。業務外でもレクリエーションなど日本語に触れる機会を増やせば、日本語習得へのモチベーションも上がりやすくなります。
日頃から、積極的に日本語でコミュニケーションをとることが大切です。
技能検定の合格率アップで得られる3つのメリット
メリット1:優良認定の点数加算
1つ目のメリットは、優良認定の点数が加算されることです。
優良な実習実施者と認められるためには、150点満点中6割以上の得点が必要です。なかでも、技能検定試験の合格率が関わる「技能等の修得等に係る実績」の配点は最大70点と、全体の半分近くを占めています。技能検定の合格率を上げることが、優良な実習実施者への近道といえます。
優良な実習実施者と認められると技能実習生の受入れ枠が倍増しますので、企業様の今後の事業計画にも大きなプラスとなるでしょう。
メリット2:母国での評判が上がる
2つ目のメリットは、技能実習生の母国での評判が上がることです。
技能実習生は、基礎級試験に合格して技能実習2号へ移行することで、3年間の実習が可能になります。さらに、受入れ企業が優良な実習実施者と認められれば技能実習3号の受入れも可能となり、最長5年間の技能実習ができます。
無理なく技能検定に合格でき、5年間の実習を満了できる企業であれば、帰国した技能実習生からの評価も高くなります。母国で評判の良い企業には、新たな技能実習生の募集でも人が集まりやすくなります。
メリット3:日本人社員の定着率向上
3つ目のメリットは、日本人社員の定着率が上がることです。
「無理なく」とはいえ、合格しやすい環境を整えるためには、企業様側にも一定の人材育成への取り組みが必要です。
社内で積極的にコミュニケーションをとり、技能実習生を育てるための育成プログラムを整えられる職場は、日本人社員の成長も促します。技能実習生が働きやすい職場づくりは、そのまま日本人社員の労働環境の向上にもつながっていきます。
エヌ・ビー・シー協同組合の検定対策サポート
エヌ・ビー・シー協同組合では、技能検定合格に向けて次の3つのサポートを行っています。
- 学科試験の過去問題の翻訳
技能実習生が理解しやすいように、母国語対応のサポートスタッフが過去問題を翻訳します。 - 巡回時に過去問をお渡し
母国語に翻訳した技能検定の過去問を、検定の約1か月前の巡回時に技能実習生へお渡しします。 - 学習用動画の共有
実習の空き時間などにスマートフォンで学習できるよう、学科の解説動画を共有します。
検定対策だけでなく日常のサポートまで、御社の技能実習の成功に向けてしっかり伴走いたします。お気軽にお問い合わせください。