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【入国制限】技能実習生の入国背景

【※2020年9月現在の記事を掲載しています】

新型コロナウイルスの影響により、配属予定だった外国人技能実習生たちが入国できず、現地で待機状態となっています。
エヌ・ビー・シー協同組合でも配属予定だった実習生が200人以上、母国で待機しています。

技能実習生、企業さま双方の不安解消と現状確認もかねて、エヌ・ビー・シー協同組合ではオンラインで定期的に面談をおこなっています。

先日は、群馬県にある配属予定の会社の社長さまと、同じく配属予定のミャンマー人実習生2名とで、Webを使っての交流会をひらきました。

ミャンマーとのオンラインでの交流会

01 入国できない技能実習生への組合の対応

エヌ・ビー・シー協同組合では、昨年11月に現地で面接をした技能実習生が入国できず、現地で待機を余儀なくされています。

現地で待機している実習生は200人を超え、いまだ先が見通せない状態です。

01-01 技能実習生の入国待機状態への組合の対応

現地で待機している実習生、正確には未来の技能実習生たちですが、みなおしなべて不安でいっぱいのようです。

そもそも、技能実習生として日本へやってくることがまず不安でいっぱいですし、3年間外国で生活することも不安なのです。

勇気を振り絞り、将来の自分のため・母国のため・家族のために日本にやってくると決意し、現地にて厳しい面接をクリアし半年間の日本語学校を終え、ようやく日本へ渡れると思ったその時に、先の見えない状況での現地待機を強いられるのは、若い実習生にはあまりにも酷なことです。

先の見えない状態が続き、このまま技能実習もなくなってしまうのではないか、日本へ行けなくなるのではないかという不安にさいなまされている実習生が多くいると聞きます。

エヌ・ビー・シー協同組合では、そんな未来の技能実習生たちの不安を軽減し、精神的なケアをするためにも定期的にWebをつかった交流会をおこなっています。

画面越しとはいえ実際に顔を見合わせて話をするだけでも、現地の彼ら彼女らの表情はやわらぎます。

実際に日本で再会できる日を楽しみにしながら、これからも定期的におこなっていきます。

01-02 配属を待つ企業さまへの細やかな対応

不安でいっぱいなのは技能実習生だけではありません。

受け入れを予定していたさまざまな企業で、事業計画の立て直しや規模の縮小を余儀なくされているところがあるとも聞きます。

エヌ・ビー・シー協同組合の組合員企業さまでは、そこまでの大きな影響はでていないようですが、それでも半年間ひとりも実習生がはいってこないことで、やはり影響がでているようです。

企業さまにもこまめに連絡をし、送り出し国はどうなっているのか、出国のメドがたちそうかなど、細やかに対応するよう心がけています。

遠くない将来、技能実習生たちが元気に配属される日を心待ちにしながらわたしたちも業務をおこなっています。

01-03 待機期間の延長による事業への打撃

技能実習生の来日が遅れることで、大きな損失を被っている企業もあります。

日本全国あわせると、例年では毎月1万人から2万人の技能実習生が来日し、実習をおこなっていました。

半年間入国がストップしたということは、いたはずの約10万人の技能実習生がいないということですから、影響も甚大です。

ある農家では、実習生が来日できず野菜の収穫が間に合わなかったことで売上の数百万円を損失し、またある漁船では実習生の入国が遅れたことで船が出せないという事態に陥っているそうです。

また、本格的に技能実習生の受け入れがはじまった介護施設にも大きな影響がでているようです。

01-04 今後の展望

入国制限から半年がたち、ベトナム、タイ、ミャンマーでは制限が緩和され、少しずつ実習生たちが入国できるメドがたってきたようですが、まだ先行きは不透明です。

先日おこなったミャンマーの実習生からは、今の生活状況、来日への意欲、日本語の上達具合、家族の心情など、いろいろな話を聞くことができました。

実習生も企業の社長さまも、顔をみあわせることで安心できたようです。

これからも、ウィルスに対して正しく恐れをいだき、正確な情報をもって対応し、組合員企業さまと現地の実習生たちの心をしっかり結ぶ橋渡しをしてまいります。

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