みなさま、こんにちは。
わたしはエヌ・ビー・シー協同組合に入社して4ヶ月目の新人ベトナム人サポートスタッフです。
役職は国際事業部、管理課・通訳です。
突然ですが、みなさまは技能実習生のサポートスタッフとは、主にどのような職務かご存知でしょうか?
もちろん、ご存知の方もいるとは思いますが、これから技能実習制度をご検討される方々もいると思いますので、簡単にご説明させていただきます。
エヌ・ビー・シー協同組合には、ベトナム人と中国人と日本人のサポートスタッフがおります。
サポートスタッフとは、一般的に「古くからの習慣・制度・考えなどを尊重し、急激な改革に反対すること。正常な状態を保ち守ること」とされております。
サポートスタッフの主な業務は実習生の受け入れをしてる企業様と実習生のサポートをすることです。
企業様によって習慣・制度・考え方は様々で、そのことをどのようにして実習生に伝え理解・納得してもらえるか。また企業様と実習生の間柄を取り持つのも私たちサポートスタッフの仕事であるというように考えております。
なぜサポートスタッフが必要になるのかと言いますと、実習生は母国で日本に来るまでの約5カ月の間、日本語を勉強してきてはおりますが、日本語能力には個人差があります。
覚えの早い子もいれば遅い子もいて、言われた事は理解できるがすぐに反応できなくその時だけ日本語が出てこないときもあります。
ですのでたまに作業中、その時だけどうしても細かい内容等伝えられない事も必ずありますし、そもそも5か月間日本語を勉強した子に、言葉だけで全て伝えようとしようにも限界があると私は考えております。
後、言語の関係の影響もあります。
例えばベトナム人実習生の場合、実習生は日本の技術を学ぶために来日していますが、実はベトナムではまだ導入されてない技術や機械などもあるため、ベトナムにはない専門用語を覚え理解することが難しいです。
そういったときは母国語の翻訳資料やサポートスタッフの口頭での説明があった方が実習生も確実に理解できます。
今現在、日本にいる技能実習生の数は49,601名でベトナム、中国、タイ、カンボジア、モンゴル、ネパール等様々な国の方がございますが中でもベトナムと中国がダントツ多いので弊組合ではベトナムと中国の実習生の受け入れをメインとしていますが、中国、ベトナム以外の実習生に関しては、必ずその国の言葉が堪能な方が同行するようにしています。
外国人サポートスタッフだけで本当に大丈夫だろうか、と不安に思う方もいると思いますが、この点に関しては、問題はございませんと自信を持って言わせて頂きます。
エヌ・ビー・シー協同組合の外国人サポートスタッフは、みな日本の大学を卒業されており、また日本での生活も長く言葉遣いや日本人の価値観、文化やマナーなどもきっちりと学んでますので企業様の対応とサポートは問題ないかと考えております。
また、外国人サポートスタッフだけではなく日本人従業員にもBJTビジネス日本語テストを受けさせております。
BJTとは、ビジネス場面で必要とされる日本語コミュニケーション能力を測るためのテストです。
エヌ・ビー・シー協同組合では、企業様と対等にやり取りをするためには必要最小限の能力はなくてはならないと考えておりますので日本人、外国人関係なく従業員のスキルアップに力を入れております。