茨城県常総市を拠点として、そう菜製造を行う株式会社きぬがわや様。現在、ベトナム人の技能実習生が16名、特定技能者が5名活躍しています。
初めて技能実習生を受け入れてから10年近くが経過する中で、エヌ・ビー・シー協同組合への印象や、監理団体選定のポイントについて、実習指導員の方々にお話を伺いました。
外国人採用必読書 【技能実習生】一体いくらかかるの?
- この資料でわかること
- ・受入れ前にかかる費用はいくらくらい?
- ・受入れ後にかかる費用はいくらくらい?
- ・監理費って何?
- ・・・等、様々項目をわかりやすく解説

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技能実習生受入れ前の状況と課題

技能実習生を受け入れる前、社内で何か課題を感じていらっしゃいましたか
工場長:この地域には定住・永住の在留資格を持ったフィリピン人が多く住んでおり、そのため沢山の企業がフィリピン人を雇用していました。我が社でも多くの外国人を雇用していましたが、そのほとんどがフィリピン人でした。当時、我が社ではフィリピン人の横の繋がりから人材を増やしていたので、多くのフィリピン人従業員は親戚関係にありました。工場では仲良く働いてくれるのでそれはそれで良かったのですが、母国の祝日や冠婚葬祭のときには一斉に一時帰国したい、と言うんですよね(笑)。
実習指導員:もちろんそれを止める訳にもいかないので休んでもらうことになるのですが、そうすると一度に複数の働き手が抜けるので、シフトの調整が非常に難しくなるんです。その期間は残業を増やしたり他の従業員に協力してもらう等で何とか人員不足を補っていましたが、ひとつの国籍に偏ることのリスクは感じていました。
技能実習生を受け入れた経緯はどのようなものだったのでしょうか
工場長:フィリピンだけに偏っている状況を少しでも改善したい、と考えていたタイミングで、エヌー・ビー・シー協同組合さんから技能実習という新しい制度を案内されたのがきっかけでした。元々、技能実習生を受け入れる前から研修制度も活用していましたので、社内にはそういった制度への理解もあったと思います。フィリピン以外の国籍からも技能実習生を受け入れられるという話を聞いて、前向きに検討しようということになりました。
エヌ・ビー・シー協同組合を選んだ理由

エヌ・ビー・シー協同組合を選んだ理由をお聞かせください
工場長:検討当初から技能実習制度の案内をしてくれたのがエヌー・ビー・シーさんだった、ということが大きな理由です。すでに技能実習生を受け入れていた他社から技能実習生の良い評判を聞いたこともあって我が社でも受入れを正式に検討しはじめたのですが、制度の案内から導入にいたるまで親身に相談にのっていただいたこともあり、エヌ・ビー・シーさんから技能実習生を受け入れることに決めました。
ベトナム人を受け入れることに不安はありましたか
実習指導員:外国人の雇用に関しては、すでに多くの外国人従業員がいたため不安はありませんでしたが、ベトナム人は初めての受入れでしたので、言語の面で少し不安がありましたね。フィリピン人の場合、日本語が話せなくても英語でコミュニケーションを取ることができていましたが、ベトナム人の場合は、日本語が話せなければ代わりに英語で、というわけにはいかないので、意思の疎通に関してはやはり不安がありました。しかし、エヌ・ビー・シーの担当者さんがベトナム人とのコミュニケーションについても丁寧に説明してくださったので、その不安も解消されていきました。
エヌ・ビー・シー協同組合から技能実習生を受け入れてみての評価

エヌ・ビー・シー協同組合から技能実習生を受け入れた感想をお聞かせください
実習指導員:エヌ・ビー・シーの担当スタッフの方は「当たり前のことを当たり前」にしてくれるので安心できますね。特に書類関係は制度上しっかり用意しておかなければならないのですが、内容も細かく確認していただいてますので助かっています。以前は、見落とし等があるとエヌ・ビー・シーのスタッフの方から厳しい指導をいただく(笑)こともありました。その細かさに驚くこともありましたが、監理する立場としてきちんと我々と向き合ってくれているからこその指導なので、そこがかえって安心感や信頼感につながりました。
監理団体の併用の経緯について教えていただけますか
工場長:もともと技能実習生の受入れはエヌー・ビー・シーさんからだけだったのですが、会社の方針で、万一のときのリスクヘッジとして他の監理団体からも技能実習生を受け入れることになり、監理団体を2つに増やしました。リスクヘッジといってもエヌ・ビー・シーさんに何かがあるということではありませんが(笑)、制度上複数の監理団体から併用して受け入れることも可能ということでしたので。
実習指導員:他の監理団体の対応を見てみたい、という思いも正直ありました。技能実習生の受入れは当初からエヌー・ビー・シーさん一本だったので、監理団体によって何か違いがあるだろうか、といった興味もありました。
別の監理団体と併用されていかがでしたか
実習指導員:どちらの監理団体さんもとても良く対応していただいているので不満はありません。一概に比較はできませんし、それぞれの監理団体にそれぞれの良さがあると思っています。ただ、監理団体を増やしたことで、エヌ・ビー・シーさんのサポートの手厚さは改めて実感できました。特に実習計画や在留資格変更の書類作成に関しては、かなり細やかにサポートしてくれていますし、書類管理に関してもうるさいくらい(笑)しっかりアドバイスをもらえています。監理団体を併用することでエヌ・ビー・シーさんのサポートのきめ細やかさが浮き彫りになり「ここまでやってくれていたんだ」と気付く機会になりました。
工場長:エヌ・ビー・シーさんは監理団体としての規模が大きいからこそ、書類関係やサポート面など、細かな部分までしっかりと監理ができる社内体制が整っていると感じますし、そこが受入れ企業としては安心できますね。現場だけでなく会社とも信頼関係が築けていますので、そういったことも長年エヌ・ビー・シーさんから受け入れ続ける要因になっていると思います。
技能実習生の受入れ企業として心掛けていること
技能実習生の受入れにあたり、きぬがわや様で心掛けていることはありますか
実習指導員:現場で特に心掛けているのは「技能実習生を自分たちの子どもだと思って接する」ということです。配属されたばかりの技能実習生は、仕事面や生活面、日本語でのやり取りに関しても、分からないことだらけです。文化の違う外国から日本に来ているだけでもすごいことですから、できるだけわたしたちもサポートしてあげたいと考えています。
工場長:実習の現場でゆっくり話してわかりやすく教えることはもちろん、実習の現場以外でも、一緒に食事をとって親睦を深めたりすることもあります。通勤がてら、寮から会社まで技能実習生の送り迎えをしている人もいますね。通勤の車の中では日本語でコミュニケーションをとるので、技能実習生の日本語も早く上達するようです。
実習指導員:技能実習が終わっても、特定技能としてきぬがわやに戻りたい、と言ってくれる子も多くいます。そう言ってくれるのは本当に嬉しいですし、わたしたちの気持ちが通じているんだなと感じますね。
今後エヌ・ビー・シー協同組合に期待すること

エヌ・ビー・シー協同組合への今後のご要望などあれば教えてください
実習指導員:エヌ・ビー・シーさんはすごく良くしてくれているので、改めての要望は全くないですね。エヌ・ビー・シーの担当スタッフの方も細やかに連絡してくれていますし、頻繁に情報提供もしてくれています。今のエヌ・ビー・シーさんの対応に不満はありません。実際、かなり無茶なお願いをしていると思いますが、快く対応してくださっています(笑)。ありがとうございます。
他の企業への、エヌ・ビー・シー協同組合のおすすめポイントがあれば聞かせてください
工場長:エヌ・ビー・シーさんは規模が大きく実績もあるため、幅広く対応してくれます。企業によって監理団体への要望は違ってくるかもしれませんが、エヌー・ビー・シーさんはノウハウが豊富なので、それぞれの企業に寄り添った対応をしてくれると思います。その点は安心できるんじゃないでしょうか。もし他の企業から監理団体の紹介を求められる場面があれば、自信をもってエヌ・ビー・シーさんを紹介できますよ。