技能実習生の受入れならエヌ・ビー・シー協同組合

株式会社立花工業【建設業/東京都八王子市】

東京都八王子市で建設業を営まれている株式会社立花工業様。現在、フィリピン人技能実習生とインドネシア人技能実習生、合わせて18人が活躍しています。
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「先輩技能実習生が後輩を育てるサイクル」が成功の鍵、と社長はおっしゃいます。
今回は技能実習責任者でもある社長に、技能実習生の教育について、そして外国人材が長く在籍する秘訣についてうかがいました。

目次

技能実習生受入れの経緯

技能実習生を受け入れた経緯を教えてください

社長:初めて技能実習生を受け入れたのは10年くらい前になります。
建設業界では、まず中国人を現場で多く見るようになり、その後ベトナム人が多くなったのですが、受け入れた当時は技能実習生といえばベトナム人という感じだったので、ベトナムから技能実習生を受け入れたのも自然な流れでした。

その後、国籍がフィリピンに変わりました

社長:ベトナムが経済発展しているとは聞いていましたが、やってくるベトナム人技能実習生の意欲が目に見えて低下してきたので、本当なんだなと実感したことを覚えています。そこで監理団体を変え、国籍もフィリピンに変えることにしました。フィリピン人技能実習生はとても真面目で、一所懸命取り組んでくれました。

監理団体を変更した後に、さらにエヌ・ビー・シーに変更したのはどういう経緯があったのでしょうか

社長:フィリピン人技能実習生はとてもいい子たちで、当時の監理団体の担当者もよくやってくれていました。ただ、その担当者が突然辞めてしまって現場が大変なことになってしまったのです。というのも、その監理団体でうちの情報を把握しているのは辞めた担当者だけだったらしいのですね。そこで大急ぎで新しい監理団体を探すことになりました。

フィリピンからも受入れが出来て、他の国籍にも対応しているエヌ・ビー・シーさんにお願いすることにしたのですが、しっかり対応してもらうにはそれなりの規模が必要かなとも思いましたので、その辺りも考慮に入れました。今はフィリピンだけでなくインドネシアからも技能実習生を受け入れて、全部で18名の大所帯になっています。

もともとインドネシアからも受け入れる予定だったのですか

社長:はじめから決めていたわけではありませんが、複数の国籍から技能実習生を受け入れている方が、お互い競い合って日本語の能力が上がったり、現場での作業も早く覚えられるのではないかなと思っていました。そういう考えもあって、複数の国籍に対応するエヌ・ビー・シーさんを選んだというところもあります。

実際、フィリピンとインドネシアの二国籍がいることで、能力向上に役立っていると思いますよ。

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技能実習生を受け入れて

技能実習責任者でもある社長にお話をうかがいました

技能実習生を受け入れて良かった点を教えてください

社長:今受け入れている技能実習生の子たちはみんな真面目で助かっています。日本人の場合、新しく入っても未経験者は続かなかったり、朝寝坊や無断欠勤があったりもしますが、技能実習生は本当に真面目です。家族のためにという気持ちもあるんでしょうが、言葉も環境も違う日本で何年も実習をするわけですから、心構えが違うのでしょうね。

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技能実習生の育成について

インタビュアーのウーリッティー

技能実習生はどのように育成していますか

社長:現在、10人の実習指導員がいるのですが、指導員ひとりにつき2人の技能実習生がついて、一緒に現場を回っています。技能実習生は同じ国籍ではなく、フィリピン人とインドネシア人のペアにしています。

現場を効率よく回すためには技能実習生にも早く一人前になってもらわないと困るので、実習指導員はまず先輩技能実習生をしっかり育てます。そうすると一人前になった先輩技能実習生が、自分が教わったように後輩を育ててくれるので、みんな成長が早いですね。フィリピン人とインドネシア人のペアなら日本語が共通語になるので、自然と日本語も上達します。

先輩技能実習生は面倒見もよくて、技能検定の実技を付きっ切りで後輩に教えてあげたりしています。あれだけやってあげれば上達するよなっていうくらい面倒を見てくれていますね。

もちろん、筆記試験もしっかり勉強しておかないといけないのですが、こればっかりは自分でやるしかないので、まあがんばれよ、なんて後輩に言ってますね(笑)。

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建設業での受入れ

技能実習生の安全衛生教育はどのようにおこなっていますか

社長:基本的には、実際に現場で教えることが多いですね。別に技能実習生だからということではなく、日本人も同じようにやっています。外国人だから日本人とは違うやり方で教える、ということはありません。日本人でも勘のいい悪いがあるように、技能実習生にも理解の早い遅いはありますが、現場では先輩技能実習生もいっしょになって、がんばって日本語でしっかり教えてくれています。

先輩の中には、うちに来て8年目で今は特定技能でがんばっている子がいますが、8年目ともなると日本語力だけでなく話す内容もほとんど日本人と変わらないですね。

8年間ずっと御社に在籍しているのはすごいですね

社長:できるだけ長くいてくれるといいなと思っています。技能実習生に関しては優良認定をもらっているので、基本的に3号まで在籍してもらってますし、技能実習を終えた子たちもそのまま特定技能でがんばってくれています。実習を終えて帰国してから、改めて特定技能として戻ってきたりする子もいますね。

ありがたいことにみんな長くやってくれています。よほど居心地がいいんでしょうか(笑)。

やはり業界では珍しいほうだと思います。環境がいいんでしょうね

社長:そう思ってくれているならうれしいですね。環境というか、とにかく技能実習生は仲がいいです。みんなで集まってバーベキューをやったり、資材置き場のちょっとしたスペースでバスケをしたり、休みの日もそろって遊びに行ったりしていて、プライベートでも結構深い付き合いをしているようです。技能実習生同士の仲がいいので、不満もたまりにくいのかもしれませんね。

技能実習生だけでなく、実習指導員とも仲がいいですね。プライベートでも指導員が、技能実習生をご飯に連れていったりして、日頃から濃い付き合いをしています。コミュニケーションを密にとっているので、技能実習生にも「いつも気にかけてくれている」という安心感があるんでしょう。

実習生同士だけでなく指導員の方とも仲良くされているんですね

社長:そうですね、日頃から仲良くやっていますね。ただ、仕事上で相性が良くないというか、現場でうまくかみ合わない実習指導員と技能実習生、という組み合わせがでることもあるので、そういう時は組み合わせを変えて、チームを再編成するといったこともよくやっています。

現場の人員配置を変更するのは簡単ではないですよね

社長:うちの場合は実習指導員と技能実習生の数が多いので、比較的やりやすいのかもしれません。時期を決めて定期的に変更するというわけではなくて、何か問題があればその都度、フットワークを軽くしてチーム構成を変えています。日本に来たのだから日本人指導員のやり方に合わせろ、というのではなく、現場が上手くまわることを最優先にしているので、あまりストレスなくやってくれていると思います。

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エヌ・ビー・シー協同組合からの受入れ

エヌ・ビー・シー協同組合に監理団体を切り替えてみていかがでしたか

社長:技能実習生の人数が多い分、トラブルが発生することもありますが、そういう時もとても早く対応してくれていますね。エヌ・ビ・シーのサポートスタッフの方がとても丁寧に対応してくれているので、本当に助かっています。

監理団体の仕事は制度で決まっている内容になるので違いは出にくいですが、そのように評価していただけるとありがたいです

社長:月に一度の巡回も制度で決まっていることなのでしょうが、対応が本当に真面目で丁寧なので、こちらも安心できます。それ以外にも、急な対応をお願いすることもありますね。いつもありがとうございます(笑)。

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これから技能実習生を受け入れる企業に向けて

これから技能実習生の受入れをお考えの企業様に対してなにかアドバイスをいただけますか

社長:最近だとWebでの面接も多いようですが、わたしは実際に現地で面接をすることをお勧めします。実際に会って話を聞くことで、どれくらいの意欲があるのかも分かりますし、体力テストをしても、成績だけでなくどこまであきらめずに頑張るのかという性格の部分も見ることができます。

日本人も同じことですが、やる気がないと長続きしないので、しっかり人を見るためにも現地で面接することをお勧めしますね。

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