エヌ・ビー・シー協同組合では、技能実習生たちが日本でどのような私生活を送っているのかを知るため、ベトナム・ミャンマー・インドネシアの3カ国の技能実習生を対象にアンケート調査を実施しました。
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アンケートの結果、共通する特徴や課題があることが見えてきました。主なポイントは以下の2点です。
- ・平日も休日も家で過ごす時間が長い
- ・ゴミ出しの日や電車の乗り方に苦労している
つまり、受入れ企業様には【住環境(寮の設備や通信環境)の整備】と【配属前の、日本の生活ルールの周知】という2つのサポートが求められていることがわかります。
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【技能実習生の私生活】についてのアンケート結果
日頃、技能実習に汗を流している技能実習生。そんな技能実習生たちは、実習の現場を離れた時どのような生活をしているのでしょうか。
普段どのように生活しているのか、どんな食事をしているのか、日本の生活で何に戸惑ったか、といった私生活に関するアンケートを行いました。
ベトナム人技能実習生へのアンケート結果
| Q、普段の食生活は? | A、毎日自炊している |
| Q、普段食べている料理は? | A、母国の料理や日本の料理 |
| Q、好きな日本の料理は? | A、寿司、刺し身、餃子、ラーメン |
| Q、嫌いな日本の料理は? | A、納豆 |
| Q、平日の過ごし方は? | A、日本語の勉強 スマホゲーム |
| Q、休日の過ごし方は? | A、買い物、公園で散歩、家族と話す |
| Q、家族との連絡手段は? | A、Facebookでビデオ通話 |
| Q、日本での生活で戸惑ったことは? | A、ゴミ出しの日が決まっていること、道路の左側通行 |
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ミャンマー人技能実習生へのアンケート結果
| Q、普段の食生活は? | A、自炊とコンビニ |
| Q、普段食べている料理は? | A、母国の料理と辛いもの |
| Q、好きな日本の料理は? | A、おでん |
| Q、嫌いな日本の料理は? | A、納豆 |
| Q、平日の過ごし方は? | A、ドラマを観る オンラインショッピング |
| Q、休日の過ごし方は? | A、外食 ゲーム |
| Q、家族との連絡手段は? | A、Facebookで通話 |
| Q、日本での生活で戸惑ったことは? | A、電車の乗り方 |
インドネシア人技能実習生へのアンケート結果
| Q、普段の食生活は? | A、ほぼ毎日自炊している |
| Q、普段食べている料理は? | A、母国の料理 |
| Q、好きな日本の料理は? | A、牛丼、寿司、ラーメン |
| Q、嫌いな日本の料理は? | A、わさび、納豆、刺し身 |
| Q、平日の過ごし方は? | A、仕事から帰ると寮でゆっくりする |
| Q、休日の過ごし方は? | A、近所に遊びにいったり散歩をしたり 家でゆっくりする |
| Q、家族との連絡手段は? | A、Whatsappで電話やビデオ通話 |
| Q、日本での生活で戸惑ったことは? | A、ゴミの出し方、電車の乗り方 |
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インドネシア人技能実習について詳しく解説
まとめてみると
技能実習生は基本的に自炊が多いようです。やはり文化の違いか、寿司、刺身のような生魚は好き嫌いが分かれますね。そして納豆は共通して嫌いな人が多いようです。あのネバネバと独特のニオイがきついのでしょうか。
技能実習生の多くはスマートフォンを日本に持ち込んでいるので、母国の家族との連絡は、かしこくSNSの無料通話を利用しているようです。また、ゴミ出し、交通ルール、電車の乗り方など、日本人にとって当たり前の「生活のルール」が、そのまま戸惑いの対象になっています。
アンケートからわかる共通点は、どの国籍の技能実習生も、平日も休日も 基本的に家で過ごす時間が長いという点です。
技能実習生の私生活の手助けのために
平日や休みの日に関わらず家で過ごす時間が長いということは、技能実習生の私生活の充実は家での生活の充実と言い換えることができます。技能実習の環境だけでなく、技能実習生の住環境を整えることも、充実した実習生活をおくるための大切な要素だといえます。
実習生の新生活 まるっとおまかせ 安心プランのご紹介
「実習生の私生活の充実のためには住環境の整備が不可欠である」という結論にたどり着いたところで、エヌ・ビー・シー協同組合の取り組みをご紹介いたします。
エヌ・ビー・シー協同組合では、住環境の整備を企業様に代わっておこなう「実習生の新生活まるっとおまかせ安心プラン」のご案内をしています。「実習生の新生活まるっとおまかせ安心プラン」では、技能実習生の住居、家具家電製品、ライフラインの手配を代行しておこなっています。技能実習生だけでなく、配属が決まった企業様からも、住居家電の整備をひとまとめでお任せできるということで大変ご好評をいただいています。
また、技能実習生が母国の家族と連絡をとるためのインターネットの整備も不可欠です。定額で通信無制限、多言語サポートもおこなっているメック光プラスもあわせてご案内しています。
教育に定評アリ 関東研修センター
アンケートによると、日本の生活で戸惑ったことは、ごみ出し、電車の乗りかたなど、生活のルールに関することでした。「戸惑った」というのは、日本でのルールを知らずにトラブルを起こしたということではなく、前もって理解はしていたが、実際に生活してみると慣れないことなので戸惑った、ということでした。日本と母国のルールや習慣の違いを理解せずに配属された場合、技能実習の現場だけでなく寮生活でも問題がおきていると聞きます。決まった日にゴミを出す、夜になったら騒がないなど、日本では当たり前のことが理解できていないとトラブルの原因となります。
エヌ・ビー・シー協同組合定提携の「関東研修センター」では、生活指導に関しては特に徹底して指導しております。実習の現場で役立つ生きた日本語教育だけでなく、3年間の日本での生活を問題なくおくれるよう生活指導を徹底しておこなっています。
頼れる存在 エヌ・ビー・シー協同組合のサポートスタッフ
実際に配属されたあとは、エヌ・ビー・シー協同組合のサポートスタッフがひと月に一度実習先を訪問します。訪問時には技能実習生の寮にもうかがい、生活面の指導を行っています。
巡回訪問時の生活指導チェックリスト(9項目)
- ・エアコンをつけっぱなしにしないこと
- ・週1回必ず部屋の掃除をすること
- ・貴重品の保管を注意すること
- ・ネットでの買い物など、詐欺に気を付けること
- ・調味料入れの蓋は使い終わったらしっかり閉めること
- ・夜分遅くに大きい声を出さないこと
- ・コンビニ、スーパーなどで万引きをしないこと
- ・連絡無しに実習を休まないこと
- ・作業服を洗濯すること
細かいことを挙げればきりがないほど、徹底して指導しています。
サポートスタッフとして、技能実習を成功させるために指導をおこなうわけですが、自分と同じ国からやってきた技能実習生に「日本生活の先輩」として指導している面もあるようです。そういう側面もあり、技能実習生はサポートスタッフに相談を持ち掛けてくることも多いです。
巡回訪問時に話を聞くだけでなく、LINEなどを利用して常に連絡がとれるようにしており、些細なことでも相談にのっています。
- 【実際に寄せられた相談の例】
- ・自動販売機の使い方を教えてほしい
- ・郵便の送り方を教えてほしい
- ・東京近辺で楽しめる場所を教えてほしい
東京周辺で楽しめる場所を聞かれたときは、鎌倉大仏、東京タワー、新宿御苑、渋谷スクランブル交差点付近、上野動物園など、サポートスタッフが「定番中の定番」と感じている観光地を教えてあげたそうです。
受入れ企業様が配慮したい3つのポイント
アンケート結果から見えてきた課題を、受入れ企業様の実務に落とし込むと、次の3点に整理できます。
ポイント1:食文化と宗教への配慮
自炊が中心である以上、調理環境は生活の中心設備です。 人数分の容量がある冷蔵庫、炊飯器、ガスコンロまたはIH、電子レンジといった設備が整っているかを、配属前に確認します。
また、インドネシアはイスラム教徒が多数を占める国です。豚肉やアルコールを含む調味料を避ける、礼拝の時間と場所に配慮するといった対応が必要になる場合があります。これは特別扱いではなく、就業規則や休憩の運用と同じく、事前に確認しておくべき事項です。共用の冷蔵庫を使う場合に食材の保管場所を分けるなど、運用面の工夫で解決できることも少なくありません。
ポイント2:通信環境の整備
家族との連絡手段がSNSの無料通話である以上、寮のインターネット環境は生活インフラです。 3カ国すべての回答で、家族との連絡にFacebookやWhatsAppが使われていました。
通信環境が不十分だと、家族とのつながりが断たれ、精神面の負担が大きくなります。寮にWi-Fiが設置されているか、通信量の制限がないかを、住居の設備と同じ優先度で確認します。
ポイント3:生活ルールの事前教育
戸惑いの原因は能力ではなく、情報が届いていないことにあります。 ゴミの分別と収集日、騒音への配慮、交通ルール、公共交通機関の利用方法などは、配属後に個別対応するより、入国後講習の段階で母国語を交えて体系的に伝えるほうがはるかに効果的です。
受入れ企業様が単独ですべてを担う必要はありません。研修センターでの事前教育と、配属後の巡回訪問による継続的な指導を組み合わせることで、負担を分散できます。
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育成就労制度への移行で、私生活への配慮が持つ意味が変わります
2027年4月1日に施行が予定されている育成就労制度では、本人意向による転籍が認められます。 これは、技能実習制度からの最も大きな変更点のひとつです。
技能実習制度では、転籍は原則として認められていませんでした。育成就労制度では、一定の期間を経過し、技能および日本語の水準といった要件を満たした場合に、同一の分野内で本人の意向による転籍が可能になります。本人意向による転籍の制限期間は、2026年1月23日に閣議決定された分野別運用方針において、分野ごとに1年または2年と定められています。
つまり、住環境や生活支援の質は、育成就労外国人が技能の修得を最後までやり遂げられるかどうかに、直接影響する要素になります。今回のアンケートで見えてきた「在宅時間が長い」「通信環境が家族とのつながりを支えている」「生活ルールへの戸惑いがある」という3点は、育成就労制度のもとではより重い意味を持ちます。
まとめ
技能実習生の私生活は、特別なものではありません。自炊をして、家で過ごし、家族と連絡を取る、ごく当たり前の日常です。 だからこそ、住環境と生活ルールの理解が整っているかどうかが、生活の質をそのまま決めます。育成就労制度への移行を控えた今、その整備は技能の修得を支える体制づくりそのものへと意味を広げています。
エヌ・ビー・シー協同組合は、住環境の手配から入国後講習での生活指導、配属後の月1回の巡回訪問まで、生活面を一貫して支える体制を整えています。今後も真摯に、細やかに、技能実習生と受入れ企業様に対応してまいります。
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