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2019/02/27

ダメ!!ゼッタイ!!過積載!!

NBC協同組合でETCコーポレートカードをご利用の会員様におきまして、まさかご存じない方はいらっしゃらないと思いますが、

 

「車両制限令違反」とは・・・

 

「重さ」「高さ」「長さ」「幅」「軸重」それぞれにおける制限値を超えた状態で車両を走行させる事をさします。

 

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去る平成29年4月1日、高速道路利用における「車両制限令違反」の罰則強化が公示されました。https://www.driveplaza.com/safetydrive/weight.html

 

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違反対策が強化され、随時各所で実施された取締まりで「違反切符」をきられる件数は日ごとに増加していきました。

業界内でも身近な知り合いから「取締りを受けた!」という話を聞くようになり、「車両制限令は遵守しなければならない」という認識が共有されていきました。

 

しかし現在でも「車両制限令違反」に対する考え方を変えない(あるいは理解出来ない?)企業もあるようで、取り締まりを受ける車両が後を絶たない事も事実です。

 

2年もの時間が経過しているにも関わらず、なぜ車両制限令違反の減少がこれほどまでに遅いのでしょうか?

 

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第一の原因は「違反に対する企業の考え方」にあるようです。

以前からも「違反と罰則」はあったものの、実際に処分を受けた企業の例は現在に比べると少なく、業界的にも「違反をしてはいけない」という認識は低かったように思われます。

2年前に罰則強化となった後も、変更を受け入れる事に時間がかかっている企業がいるのが正直な話です。

「車両制限令違反」に対する古い慣習が影響している事で、残念ながら「是正」の考えがなかなか浸透していかないのかもしれません。

 

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第二に、これは特殊車両に限った話ですが、同車両が高速道路を走行をする場合は原則として許可が必要です。

ただ、許可がおりるまでにタイムラグがあることで違反を犯してしまうことがあるようです。

特殊車両が高速走行の許可を取得するまでには約半年ほどの時間を要しますが、申請してもすぐには取得できないために、「許可申請を提出しているにもかかわらず、未だに許可がおりず、待っている間に違反で取り締まりを受けてしまった」という話をよく聞きます。

電子申請という方法もありますが、実際に電子申請を利用した方のお話しでは「システムが複雑過ぎて申請が出来ない」ということでした。

今後システムが改善され、誰もが簡単に申請する事が可能となった際には、許可されるまでの時間が短縮でき、違反発生を抑える事ができるかもしれません。

 

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第三に、「車両制限令違反」当事者の運搬業者ではなく、「荷主」の考え方が変わっていないという点です。

とはいえこの2年間で荷主側の違反に対する考え方も大分良い方向に向かってきたと思われますが、まだまだ十分とはいえないようです。

今後の違反発生を抑えるためには荷主と運搬業者の協力体制が不可欠です。

 

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これまでは違反の原因についてお話しをしてきましたが、ところで取り締まりを強化する理由は何なのでしょうか?

 

大きな理由として二つあります。

一つには、車両制限令の違反車両が引き起こす交通事故は通常の交通事故とは違い、「より悲惨な結果をまねく事故につながりやすい」という事です。

 

現在発生している車両制限令違反の中でも重量超過による違反数が最も多く「過積載のためにブレーキが効かず、前の車両を押し潰してしまった」というようなニュースは皆さまもお聞きになった事があるかと思います。

異常なほどの重量超過による事故は、言葉では表現出来できないほど痛ましい光景です。

 

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もう一つは、違反による道路損傷の問題で、莫大な道路補修費が必要となっているという事です。

 

この時点でお分かりいただけるように、例えば重量超過の車両が高速道路を走行する事によって道路が摩耗し、減った溝を補修するために工事費用が必要になります。

 

この工事費用は誰が負担しているのかというと、国(税金)が負担しているのではなく、道路を管理している会社が負担しております。

いずれは高速道路は無料走行できるという話だったのに、ETCコーポレートカードを使って経費削減を心がけないといけないのも、道路補修費が計画以上にかかっているからともいえます。

 

皆様が高速代としてお支払いした料金から保全費用が割り当てられていますが、高速代としての収入よりも補修費の負担が多くなってしまった場合には道路会社も運営が出来なくなります。

 

極端な言い方をすると、高速道路会社の運営が行き詰まる事で管理・保全するものがいなくなり、最終的には高速を走行する事が出来なくなります。

高速道路が利用できない状況は、社会的、経済的にも大きな国家問題となってしまいます。

 

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「ETCコーポレートカード」をご利用の企業様においては、車両制限令違反を繰り返す事により大きな経済的負担が降りかかってくることになります。

 

現在の罰則の仕方は違反内容によって点数が付けられます。

その違反点数は2年間累積されますが、点数しだいでは場合によりETCコーポレートカードの利用が出来なくなります。

 

ETCコーポレートカードは大口・多頻度割引制度が適用されている事で割引が多いという事がメリットですが、そのメリットを失う事になってしまいます。

企業によっては年間200万以上の損失が出る場合もあり直接経営に影響する事もあります。

 

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弊組合では組合員の皆様にETCコーポレートカードを有効活用していただくお手伝いをしておりますが、継続的に割引のメリットを受けていただくためにも、しっかり車両制限令を遵守していただくようお願いしております。

 

それぞれのお立場で色々な意見があるとは思いますが、「車両制限令」における違反とその影響をご理解いただいたうえで、ETCコーポレートカードを有効的にご活用下さい。




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