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2018/07/27

厳重注意!法令違反の事例!

つい先日、全国紙やインターネットで、外国人技能実習生が働く企業が不正をしていたと

いうニュースがございました。

皆様もご承知の方も多いとおもいますが、自動車関係企業で技能実習計画で認定を受けていた内容と異なる作業をさせていたと指摘を受けました。外国人技能実習機構が不正とみなし、法令違反と判断されれば、企業イメージは勿論、今後の技能実習生の受入に大きく影響を及ぼしてくることは間違いないと思います。

 

こうした中、厚生労働省は今年6月、2017年に実施した外国人技能実習生が働く事業所に対する調査結果を発表しました。調査した6000事業所余りのうち、約7割の事業所で『違法残業や賃金未払い』などの法令違反を確認したそうです。前年より5.5%増え、4年連続で過去最多を更新しました。

 

厚生労働省は、外部からの情報などをもとに法令違反の疑いがある事業所に立ち入り調査などを行い、違反が見つかった場合は改善するよう指導しています。

調査した事業所数も前年比5.1%増え、法令違反があった事業所で最も多かったのは、36協定を結ばずに残業をさせるなどの「労働時間」に関する事項で、約1500事業所(約26%)、使用する機械の安全対策が不十分など「安全基準」が約1100事業所もありました。

 

具体的には、製本業の事業所で36協定の特別延長時間(100時間)を超え、実習生に月160時間もの残業をさせていた事例や、造船工場内での作業中に転落して実習生が重傷を負ったにもかかわらず、労働災害を労働基準監督署に報告していなかったケースもありました。

 

また、労働時間ばかりが目に付くような発表ですが、作業に大きく係わる建設機械などの運転に必要な免許や資格(修了証)なども気を付けなければなりません。

特に建設現場や工場などで、各機械操作を運転する場合、必ず資格(修了証)を取得しなければならないのはご存知と思います。

 

しかし、意外にも認識の誤解で無資格のまま運転や操作をしていたり、敷地内だからといって問題ないと判断し、無資格を承知で運転していた又は運転させていたケースもございます。

 

 

例えば、フォークリフトは最大荷重1トン未満の場合は特別教育を、最大荷重1トン以上は技能講習を修了しなければなりません。

勿論、敷地内だからと言って、無資格で運転していいわけではありません。

必ず資格(修了証)が必要です。

 

また、ナンバー付きフォークリストで行動を走行する場合は、登録種別に応じて小型特殊自動車、大型特殊自動車の各運転免許が必要となります。

(公道上で荷役作業をすることはできません)

無資格での運転が摘発されれば、労働安全衛生法の両罰規定により、違反者には《6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金》が課せられます。

 

フォークリフトでご紹介しましたが、資格(修了証)が必要とされるものは、その他にクレーン(移動式も含む)や玉掛け、車両系建設機械など、まだまだ沢山ございます。

 

2017年11月に施行された外国人技能実習制度では、旧制度と違い、監理団体と実習実施者への運用ルールが厳格化され、運用に対し守れない監理団体や実習実施者には厳しくペナルティーを課せられる事になりました。その反面、適正(優良)に運用しているものには、実習期間の延長や受入れ人数枠の拡大などの拡充策が設けられております。

 

是非、組合員様には法令を遵守して、適正な運用を行っていただき、優良な企業となっていただければと思います。



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