外国人技能実習生受入れの流れ
お問い合わせ
外国人技能実習制度に関することなら何でもお気軽にご相談ください。初めての外国人技能実習生の受入れ、もしくはこれまで別の組合で既に受入れ経験が御有りの場合でも、不明点、お悩み、ご不安なことなどお気軽にご相談ください。
お申し込み~選考
企業様に最適な送り出し機関を通し候補者を依頼します。外国人技能実習生受入れのお申し込みを弊組合に頂きまして、企業様の外国人技能実習生へのご要望を受け賜りオーダー表を作成致します。
現地面接・採用者決定
組合スタッフ同行で、現地にて面接を行いますオーダー提出後1カ月前後で面接日を設定し、企業様に直接現地出向いて頂きまして候補生と面接を行って頂きます。
(※現地に出向けない場合はWEB等で面接を行ったり、弊組合スタッフが代理に面接する事も可能です。)
企業様に適切な人材を事前に送出し機関に集めて頂き、履歴書を組合に送ってもらいます。
面接当日は筆記テスト(日本語語学テスト、IQテスト、計算問題、HMテスト、クレぺリンテスト等)と実技テスト(鉛筆削り、豆運び、スポーツ、もの運び、間違い探し等)、面談を通して企業様に最も適切な人材を選抜して頂きます。採用決定者のご両親とも面談を行います。(企業によって行うテストが異なります。)受付時間 9:00~18:00
土日祝休現地での教育プログラム実施(2ヶ月~6ヶ月間)
日本語、日本文化・風習・作法などをしっかり学習面接で採用された外国人技能実習生は現地の日本語学校で4か月~半年程(ある程度、企業様の希望に合わせて)日本語を勉強します。
日本人教師と現地人の教師で「みんなの日本語」という教材で授業を行い、入国時は大体N4レベルに到達できるようになります。
現地の学校では日本語以外に日本の文化、マナーについての授業も行い、外国人技能実習生が日本に入国した時に、より早く日本の生活に慣れるように事前に講習を行います。入管等への申請手続き(組合がフルサポート)
在留資格認定証明書、ビザの申請等を行います外国人技能実習生が入国するためには、まず「在留資格認定証明書交付申請」を入国管理局に申請します。申請に伴い本国にいる外国人技能実習候補生、送出し機関、派遣先機関、組合、受入機関の書類と捺印が必要となります。面接が終了後全ての書類を揃え、入国予定日から約4か月前に入国管理局に提出し、書類等に不備が無ければ3ヶ月前後で入国の許可が下ります。日本の入国の許可が下りたら本国にある日本大使館でビザの手続きをし、「技能実習1号ロ」という資格が取得出来ます。(約1週間~10日間)
外国人技能実習生の入国(企業様への配属1ヶ月前)
空港へ到着した外国人技能実習生を、組合スタッフが出迎えます弊組合のスタッフが成田空港に外国人技能実習生の出迎いを行い弊組合の研修センターへ案内します。外国人技能実習生は入国して1ヶ月間、まず弊組合の研修センターで講習を受けます。弊組合は松戸と千葉県横芝光町の2ヶ所に研修センターを所有しておりまして、外国人技能実習生の入国時期や企業様への派遣時期を考慮し、宿泊施設を決定致します。
組合施設での講習(1ヶ月前)
企業様配属前に、組合の研修センターにて実施日本語(会話、聴き取り、企業別専門用語)、日本文化、マナー(ごみの分別、交通ルール等)、消防訓練、労務講習(労務士による労働法、入管法についての1日講義)について講習を受けます。
企業様へ配属・技能実習開始
いよいよ実習開始! 組合スタッフが定期訪問でサポートし続けます1ヶ月の講習が終了後、外国人技能実習生は初めて企業に行きます。
1日目:役場(転入手続き)と銀行(通帳の開設)の手続きを行ってから企業に向かい、会社の方々に挨拶をし、会社の就業規則など説明を受けます。会社の説明が終了後は寮に向かい、荷物を整理整頓します。
2日目:本番の技能実習がスタート。最初の1日は弊組合の保守・通訳スタッフが付添って通訳を行います。以後は弊組合スタッフは月1~2回定期的に訪問致します。月に一度以上の定期訪問でフルサポート
弊組合のスタッフは各企業を毎月訪問し外国人技能実習生の実習具合、体調管理等について聞き取り調査を行ったり、外国人技能実習生の近況等を確認します。(保守・通訳スタッフは最低月1回、日本人保守は2ヶ月1回)
技能実習2号への移行申請手続きと技能検定(入国後約10ヶ月)
全員合格を目指し、試験対策も万全です外国人技能実習生は入国して1年間は「技能実習1号ロ」という資格で実習をし、入国してから約9ヶ月で技能検定(学科・実技)という検定試験を受けます。合格できたら技能実習2号への移行手続きを行い、2年目と3年目は「技能実習2号ロ」という資格で実習を行います。技能検定日が決まったら弊組合の保守スタッフが企業に訪問し、学科と実技の勉強会を開きます。技能検定で不合格になった外国人技能実習生はもう一回再試験のチャンスがありますが、それも不合格になった場合は帰国しなければならないことになってしまいます。
技能実習2号スタート(入国2年目)
検定試験クリアと入管への手続き技能検定に合格した外国人技能実習生は「技能実習2号ロ」という資格で残りの2年間実習を行います。1年目よりさらに難しい技術を身に付けることが出来ます。
JITCO(国際研修協力機構)の監査も組合が万全のフォロー
外国人技能実習生を受け入れてから2年が経過するとJITCO(財団法人国際研修協力構)から企業に対し「巡回指導」という監査が入ります。監査内容としては主に給与台帳、実習現場と生活状況を確認し、受入企業様・外国人技能実習生との面談を通じて技能実習が適切に行なわれているかを確認します。
弊組合は長年の経験と毎月の訪問で常に企業様の実習状況を把握しておりますので、巡回指導の事前準備に対してはスムーズなサポートが可能です。監査につきましては心配ございませんのでご安心ください。
実習生の帰国(入国から3年後)
3年間の実習を終え、母国へ帰ります3年間の技能実習が無事に終了し、「技能実習終了証書」と共に3年間の良い思い出、先進技術を身に付けて本国に帰国します。帰国する際も弊組合の保守スタッフが空港まで見送りをします。
帰国後の活躍(弊組合で生まれた好事例)
食の安全が深刻な問題である中国で、有機野菜の栽培技術を活かす!!日本でも有名な有機野菜を生産・販売している「大地を守る会」。その35年以上の活動に触発され、北京の南東に位置する天津市の農場で有機野菜を栽培し、北京で野菜の宅配事業を展開する日中の合弁企業「北京富平創源農業科技発展有限責任公司(通称:富平創源、フーピンソウゲン)」があります。
弊組合の外国人技能実習卒業生である陳林さんは、外国人技能実習生受入れ農家さんにて3年間の有機野菜の栽培に関する技能実習を終え、現在では上記の合弁企業で有機野菜の生産の技術指導に当たっています。
数多くの外国人技能実習生が日本に入国してくる中で、その培った技術が天職として活かされる例は極わずかです。陳林さんの成功もそう簡単に成し遂げられたものではありません。彼を受け入れた農家さんの愛情ある厳しい指導と、彼自信の高い志と努力の3年、そして彼が持っていた運も味方して、今後中国での発展が期待できる有機野菜栽培の指導者としての実習成果が実りました。
弊組合はこれからも受入企業や実習生達と向き合いながらこのような好事例を作っていきたいと思っております。