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2020/07/29

選んでいますか?監理団体

ニュースやテレビ番組などで技能実習制度がとりあげられると、インターネットでは技能実習制度に対してのネガティブなコメントであふれかえります。

「現代の奴隷制度だ」

「安く外国人を働かせている」

「そもそもそんな制度なんて必要ない」

技能実習制度を否定するようなコメントばかりです。

 

確かに、技能実習制度の意義をないがしろにして、不当な運用をしている監理団体や企業がごく一部とはいえいるのは事実です。

平成29年11月に法制度が新しくなり、取り締まりが厳しくなったこともあり、悪質な監理団体や企業の数はかなり減ったように思いますが、それでも時々は悪い噂を聞くこともあります。

 

悪質な監理団体によくあるのが、

この2点です。


間違った認識①「技能実習生は人手不足を補う労働者」

「外国人技能実習制度」とは、発展途上国の若者が日本で技術を学び、母国の経済発展を担う人材になるという趣旨の制度です。

技能実習生たちは実習を通して技術を習得しますが、3年間という限られた時間で習得するためには、制度で決められた作業に集中して従事する必要があります。

 

技能実習生を単なる労働力としか考えていないような企業は、実習計画に沿わずに単純作業を長時間させたりして「技能実習を通して一人前に育て上げて母国へ送り返す」という目的を理解できていません。

そのような行為を見逃す、はたまた促すような監理団体は、やはり悪質であるというほかありません。


間違った認識②「技能実習生は最低賃金で」

技能実習をおこなうにあたって、技能実習生と実習実施者である企業は雇用契約を結びます。

技能実習生の母国と日本とでは為替の差があり、日本での賃金が母国の何倍にもなるというケースが一般的です。

それを逆手に取り、日本の労働者の最低賃金で雇用契約を結ばせるという悪質な監理団体がいます。

 

考えてもみてください。

母国との貨幣価値が何倍であろうと、生活をするのは日本です。

日本での生活費には、貨幣価値の差は何も関係ありません。

 

母国へ技術を持ち帰ろうと日本にやってきた技能実習生たちの、そのやる気と意欲を逆手にとり、「安い労働力」として悪用しようとする監理団体が、ごく一部とはいえ存在します。

 

わたくしたちエヌ・ビー・シー協同組合も一般監理団体として技能実習制度にたずさわっていますが、そのような監理団体がいまだにあるということに対して、非常に恥ずかしく、情けなく感じています。


「良い監理団体」を選ぶために

有意義に技能実習制度を運用するためには、「良い監理団体」選びが不可欠です。

その「良い監理団体」とは、間違った認識①②とは真逆の、「技能実習制度は技術の習得を目的とする国際貢献の制度」であることを理解し、「技能実習生の意欲を向上させる賃金の支払い」を企業に進言する監理団体です。

 

監理団体とは、技能実習制度のしっかりした運用を「監理」するための団体です。
実習実施者と技能実習生双方の立場をしっかり理解した上で、「技能実習制度を円滑に運用するため」に様々な対処をしなければなりません。
「実習生の意欲向上のために賃金を上げてください」というお願いはなかなか難しいものです。
しかし、苦言もあえて呈し、技能実習生、実習実施者双方が心から満足する差配をおこなうのが、選ぶべき「良い監理団体」であるといえます。


わたくしたちエヌ・ビー・シー協同組合は、一般監理事業の指定を受けています。

みなさまのご協力のおかげではありますが、加えて技能実習制度を社会的に意義のある制度だと理解して取り組んでいることも大きいと感じます。

 

月に一度は母国語が話せる正職員が企業様を訪問し、企業様と技能実習生双方としっかりコミュニケーションをとり、技能実習をおこなううえで問題がないか常にアンテナをはっています。

低い賃金は、単純に技能実習生の意欲を低下させますし、SNS等で他の実習生と賃金の比較をしてやる気を失い、最悪の場合失踪するという恐れもあります。
情勢等を鑑みたうえで、実習生の給料の調整をお願いすることもあります。

 

エヌ・ビー・シー協同組合は、これからも優良認定をうけた一般監理事業として、「共存・共栄」という組合理念のもと、誠心誠意とりくんでまいります。

技能実習についてのご質問、今の監理団体への疑問、なんでもかまいませんのでお気軽にお問い合わせください。

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