お役立ちコラム

2020/05/13

「有り難し」を乗り越えて、ともに「ありがとう」の言葉を

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「ありがとう(有難う)」という言葉は、『滅多にないこと、普通にはあり得ないこと、「有り難し」ことへの感謝の気持ちをあらわした言葉』だそうです。

 

いま、未曽有の世界的『有り難し事態』に直面しています。

新型コロナウイルスによる災禍はリーマンショック以来であるともいわれますが、わたしがエヌ・ビー・シー協同組合で事業に携わるようになって直面した大きな危機は、2008年のリーマンショック、そして2011年の東日本大震災でした。

 

そのときも、決してあきらめることなく困難に立ち向かい、見事乗り越えることができました。

今回も、組合員のみなさまと困難を乗り越え、「有難う」という言葉を交わし合う日がくると信じています。

 

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2008年当時、製造業を中心に外国人技能実習生を受け入れていたエヌ・ビー・シー協同組合は、リーマンショックにより大きな打撃を受けました。

 

すでに技能実習生の面接を済ませ、入国を待つばかりとなった企業さまからキャンセルの連絡が相次ぎ、配属済みの技能実習生の早期帰国の相談も受けました。

また、技能実習生からは社会保険料が高すぎる、仕事が減るのであれば帰国したいなどといった不満も噴出し、企業さま技能実習生双方から頭の痛い相談を突きつけられる毎日でした。

 

エヌ・ビー・シー協同組合の組合理念は、共存共栄です。

丁寧に根気強く、企業さまへは休業補償や社会保険料の特別調整などのアドバイスをし、技能実習生には心理的ケアに社会教育に加え現場に入っての指導などもおこない、誠心誠意の対応をした結果、企業さまと技能実習生双方からの協力を得ることができ、技能実習を中断することなく最後までおこなうことができました。

当時の技能実習生たちとは、今でもSNSでのやり取りが続いています。

 

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世界規模の恐慌をなんとか乗り越えたと思った矢先、2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。

 

大津波に原発事故と、日本にとってまさに戦後最大といえる危機が訪れました。

この時にも、組合職員が一丸となり、情報を冷静に収集しながらSNSや電話をつかって技能実習生の心理的サポートをおこない、可能な限り現地に乗り込み企業さまへのサポートもおこなった結果、技能実習生の途中帰国も被災によるやむを得ないケースにとどまり、企業さまともども災禍を克服することができました。

 

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3年間の技能実習を無事終えることができ、空港で企業さまの担当者と技能実習生の涙の別れのシーンで印象的だったのが、どちらからともなく口をついた「有難う」という言葉でした。

 

日常ではあり得ない困難を力を合わせて乗り越えたからこその、重みのある「有難う」という言葉でした。

 

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エヌ・ビー・シー協同組合は現在1,000名を超える技能実習生を管理し、それを支えるサポートスタッフも当時の5、6倍の規模になりました。

若く新しい職員が増え、リーマンショック、東日本大震災当時の組合の状況をしらないスタッフも多くなりました。

 

彼らにとっても、新型コロナウィルスによる災禍は今までに体験したことのない、「有り難し」状況です。

わたしたちは「正しく恐れる」姿勢を忘れず勇気と希望を胸に一致団結し、『有難う』という言葉を交わす日がくることに確信をもち、共存共栄のこころでこれからも取り組んでまいります。

 

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ご不明な点、ご不安な点など、なんでもご連絡ください。

誠心誠意対応させていただきます。

 

みなで乗り切りましょう。




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