お役立ちコラム

2019/10/21

実習生送り出し国「ミャンマー」について

  • シェア
  • Tweet
  • LINE

外国人技能実習制度や特定技能により、日本で外国人が働く機会が増えています。

 

現在、何人の外国人労働者がいるのでしょうか?

 

厚生労働省の発表によると、平成30年10月末時点での外国人労働者数は、146万463人ということでした。

そのうち、技能実習ビザは30万8,489人で、全体の21%になります。

なんと外国人労働者の5人に1人が技能実習生ということになります。

 

エヌ・ビー・シー協同組合は平成16年から外国人技能実習生の受入れ事業に携わっていますが、その当時からくらべても本当に増えました。

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

さらに技能実習生を国籍別で見てみますと、下記の通りになります。

 

・ベトナム   104,800人

・中国     79,959人

・フィリピン  25,740人

・インドネシア 20,374人

・タイ     7,898人

・カンボジア  5,704人

・ミャンマー  5,019人

※厚生労働省発表(平成29年6月末時点)

 

1位のベトナムは親日国ということで馴染みがありますし、2位の中国も歴史的にも地理的にも関係が深いものがあります。

しかし送り出し人数が下位になるにしたがい、国や国民性に対してイメージが希薄になっていくと感じるのはわたしだけでしょうか。

 

せっかくの機会ですので、今回は技能実習生送出し人数第7位の『ミャンマー』を、特に「技能実習生としてのミャンマー人」をクローズアップして、紹介していきたいと思います。

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

敬虔な仏教国であるミャンマーには、『三宝』の教えに「年長者」と「教師」をうやまう教えを加えた『仏・法・僧・親・師』という5つの宝があり、幼いころから家庭で尊ばれて教えられているそうです。

 

例えるならば『ひと昔前の古き良き日本』のようなものでしょうか。

 

家庭においては一家の大黒柱である父親を最大限尊重し、その教えに必ず従います。

 

ミャンマーから技能実習生が日本に来た時には、社長が父親の立場になったり、実習指導員がその立場になったり、チームリーダーがそうなったりしてきます。

実習生は上長の指示に忠実に従い働きますので、日本人と働くうえでの「常識」や「当たり前の考え方」の部分でのギャップが少ないといえます。

 

また、ホスピタリティの気質が強い国民性なので、実習制度においては介護の職種で人気があります。

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

さらにミャンマー語と日本語は文法がとても似ているため、他の東南アジアの実習生に比べて日本語の上達が早いという特徴もあります。

 

日本語とミャンマー語は主語・述語の並び順が同じなので、単語さえ覚えてしまえば自国の文法に当てはめるだけで文章ができあがります。

 

 

例えば、『ごはん食べ終わったか?』という文章は、このようになります。

 

ごはん食べ終わったか?

タミン/サー/ピービー/ラー

ごはん/食べ/終わった/か?

 

外国語を話すとき、とりわけ苦戦するのが主語・述語の並びの違いです。

主語の次に何がくるのかをいちいち考えながら話をするには大変な労力が要ります。

言語の習得にもかなりの努力が必要となります。

 

ミャンマー語と日本語の並びが同じということは、技能実習をおこなう上で、日本語習得への大きなアドバンテージだといえるでしょう。

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

ここでプチ情報を一つ。

 

日本において、ミャンマーで一番有名な方は、アウン・サン・スー・チーさんではないでしょうか。

では、アウン・サン・スー・チーさんは、どこまでが苗字でどこまでが名前でしょうか。

 

実は、すべてが名前です。

なんとミャンマー人には苗字がないのです。

 

そしてミャンマーでは好きな名前をいくつでも自由に組み合わせることができます。

なので、お父さんの名前から一文字、お母さんの名前から一文字をもらうことなどがよくあります。

 

日本ではアウン・サン・スー・チーさんのことを、スー・チーさんなどと略して呼んでいますが、全ての名前を呼ばなければ失礼にあたりますのでお気を付けください。

 

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 

どうでしょうか。

今回の紹介でミャンマーがぐっと身近な存在に感じられたのではないでしょうか。

 

上にあげた国別送出し人数の資料では、ミャンマーは1位のベトナムの20分の1という少なさですが、今後はどんどん増えていくことでしょう。

 

エヌ・ビー・シー協同組合ではミャンマーからの技能実習生受入れに力をいれております。

 

受入れをお考えの際はぜひエヌ・ビー・シー協同組合までご連絡ください。

面接から実習期間を終えて出国するまで、わたしたちが責任をもってしっかりサポートいたします。

TOPヘ戻る