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2019/05/20

実習生の「技能検定」ってなに?

技能実習制度とは、『我が国で開発され培われた技術・知識を開発途上国等へ移転すること、そして経済発展を担う「人づくり」に協力すること、を目的とする制度』のことです。

 

技能実習生は、母国の経済発展のためにも実習にしっかり取り組んでもらいますが、それ以外に、技能実習を継続するためにどうしても取り組まないといけないものがあります。

 

それは技能検定です。

 

技能検定には基礎級技能検定(基礎級)と3級検定(随時3級)2つがあります。

基礎級技能検定は技能実習生を対象に行う国家試験です。

 

来日後、およそ10か月間の研修で取得した技能と知識について評価し、研修の効果的な継続を図ることを目的におこないます。

合格者は技能実習1号(1年目)から技能実習2号(2年目)へと移行し、雇用関係のもとでその後2年間の実習が継続されることになりますので、2号を希望する実習生は必ず合格しないといけません。

 

検定は筆記試験と実技があり、筆記試験はひらがなのみで行います。

検定を受ける前に「個人情報の取り扱いに係る同意書」にサインをします。

検定では実習生の名前・在留カード番号などの個人情報を必要としますので、必ず本人の同意を得なければなりません。

 

実習技能機構に同意書を送った後に、実習生が在住している都道府県の職業能力開発協会と検定日の打ち合わせを行います。

ほとんどの職種は過去問題があり、事前にお渡しすることができますのでスケジュールを組み検定勉強することができます。

 

必要に応じて、弊組合では勉強会を行うこともあります。

最近スマホが普及し、実習生も一人一台を所持しています。

仕事の合間を有効に利用して勉強できるように、学科解説のビデオ録画を実習生にお渡しています。

 

実習生は試験の合格を目指して皆真面目に勉強しますが、技能実習に従事したうえでの勉強となりますので、受け入れ企業様の理解と協力が欠かせません。

 

そして、帰国する半年前には3級検定を受験しなければなりません。

これは国が技能を有すると認めてくれる国家資格です。

ひらがなだけだった基礎級と違い、漢字も使う、日本語・知識・技術がワンステップ上の検定です。

この3級検定は合格でも不合格でも帰国はできますが、3号(4、5年目)を希望する実習生は必ず合格しなければなりません。

 

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実習生は3年間で2つの検定を受験しなければいけないわけですが、技能実習をしながらの勉強、練習はやはり大変です。

大変ではありますが、試験を受け技術が認められることは、今後の仕事・人生に必ずプラスになります。

技能実習生には、3年間頑張った証としてぜひ全員に二つの合格証書を持ち帰ってもらいたいので、弊組合も全力でサポートいたします。

 

受け入れ企業様におきましても、実習生の頑張りにぜひご理解いただき、できる限りご協力いただければと思います。




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