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2017/09/22

準備ok?いよいよ新たな技能実習制度が始まります!

平成29年11月1日、制度改定により新たな実習制度が始まります。

 

今回の改定の最大のポイントは、最長3年だった実習期間が2年延長されて、最大5年になるという点です。

 

3年満了後に1ヶ月以上の帰国が必要ですが、再入国後、そのまま技能実習があと2年継続して実施されます。

 

最大で5年間の技能実習を可能とするためには、外国人技能実習生、監理団体(組合)、受入企業それぞれに越えなければならないハードルが課されているのですが、その中でも技能実習生に課されたハードルはかなりの高さとなっています。

 

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技能実習生に課された高いハードルとは、「技能検定随時3級」に合格する事です。

「技能検定随時3級」とは国家資格ですので、そのハードルの高さも想像がつくかもしれません。

 

試験は実技と学科の2種類に分かれていて、100点満点中、実技は60点、学科は65点以上の得点で合格となります。

 

外国語(現在はベトナム語が多数)を母国語とする技能実習生にとってこの検定に合格するのは容易な事ではありません。

特に学科試験はかなりの日本語力が必要とされますので、生半可な努力で乗り越えられるものではありません。

 

受入企業様のご協力のもと、就業後に日々練習を重ね、就寝前には辞書を片手に過去問題を必死に読んで覚える。

こうした不断の努力の結果、実習生は国家資格を手にし、晴れて4年目の実習期間にはいるのです。

残念ながら不合格者は3年で完全帰国する事になります。

 

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現行の制度では「技能検定随時3級」の受験は必須ではありませんので、ほとんどの技能実習生はこの検定を受験していません。

 

そんな中、エヌ・ビー・シー協同組合では随時3級の合格をバックアップするべく定期的に勉強会を開催してきましたので、すでに資格者が11名おります。

そして実習生たちの頑張りによって、組合が5年間の技能実習の取り扱いを可能とするための点数が獲得出来るのです。

 

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新制度では、組合と受入企業それぞれに評価の点数が付けられるシステムになっており、この獲得点数によって5年の実習が可能となる「一般監理団体」、もしくは3年で終了する「特定監理団体」に区分されます。

つまり、組合が獲得する点数によっては5年実施を希望したとしても3年間しか出来ない組合があるという事です。

従って「技能検定随時3級」に合格する技能実習生が組合全体の中で何人存在するのかは重要な要素の一つなのです。

 

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これから始まる新制度では、実習期間が3年であろうと5年であろうと全ての技能実習生が必ず「技能検定随時3級」を受験しなければなりません。

それぞれの技能実習生が希望通りの年数を滞在出来れば良いのですが、中には5年を希望したとしても「技能検定随時3級」が不合格な為に継続を断念せざるを得ない場合が出てくる可能性があります。

 

ひとつの救いは新制度での「技能検定随時3級」には学科試験が免除される予定になっていますので、語学力の成長が遅い場合でも合格する可能性が増えます。

 

新制度が開始されるうえで受入企業、技能実習生それぞれの滞在期間の希望をかなえる為にもこれまで以上に技術の習得に力が入っていくことでしょう。



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